スペイン語

【初心者向けスペイン語シリーズ⑥】これで完璧!自己紹介、はじめまして

こんにちは、バルセロナ在住10年目のモニカ通信のモニカです。

Hさん
「スペイン語で簡単なあいさつのしかたは覚えたど、その先の自己紹介のしかたが、なんて言ったらいいのかわからないのよ。」
モニカ
「そうね、あいさつが一通りできるようになったら、次は自己紹介よね。それじゃあ、はじめましてからはじめて、基本的な自己紹介の言い方を習いましょう。」

ということで、初心者向け独学スペイン語シリーズ⑥、自己紹介のしかたとはじめましてのいい方を紹介しますね。

スペイン語で自己紹介

以前のブログ【初心者向け独学スペイン語シリーズ②】これで完璧!あいさつの「元気?」【11選】のなかでも紹介したあいさつ¿Cómo estás? ¿Qué tal?…「げんき?」の数々。

スペイン語であいさつができるようになったら、今度は自己紹介ができるようになると楽しいわよね。

基本的には日本語で自己紹介するときと同じように考えれば大丈夫よ。

名前

日本語で自己紹介するときは、まず最初に名字(みよじ)を言うのがふつうよね。

でもスペインでは、下の名前ファーストネーム)で自己紹介するのが一般的。

例えば、Me llamo OO.メ・ジャモ・OO」(私の名前はOOです)と言ったぐあい。

これは、スペインでは普段から下の名前で呼び合うことのほうのが一般的だからなの。

仕事のシーンでも、同僚などとは普通に下の名前で呼び合うわね。

もちろん、Me llamo OO XX. 「メ・ジャモ・OO XX」とフルネームで言っても全然構わないのよ。

でも、日本語の名前はスペイン人には聞き取ってもらえない可能性もあるので、下の名前だけのほうが無難。

また、下の名前がながいときは、自分がこう読んでほしいあだ名や呼び名を伝えるのがいいわね。

例えば、Llámame OO. 「ジャマメ・OO」(OOと呼んでください)と伝えればOK。

年齢

自分の年齢を言うときは、動詞tener=持つという意味の動詞を使って、Tengo OO años.テンゴ・OO・アンニョス」(私はOO歳です)というの。

でも、スペインでは自分の年齢をわざわざ自分から言うことはほぼないわね。

例えば、仕事の面接などでも、面接官は応募者に年齢や生年月日、最終学歴の卒業年を法律で聞いてはいけないことになっているの。

ただし、未成年でないかどうかを確認するばあいに、年齢を聞くことは法律で認められているわ。

履歴書にも、自分から書く分には何ら問題ないけど、それを強要することは禁止されているのよ。

なので、スペインでは自己紹介のとき、自分の年齢を言う場面はあまりないかも知れないわね。

出身地

出身地は自己紹介のときの重要なポイントの一つ。

面白いのは、スペインでは生まれた地=出身地という出生地主義をとっていること。

つまり、両親がスペイン人であっても、フランスで生まれた子供はスペイン人ではなくフランス人という扱いになるの。

もちろん、スペイン国籍は、生まれたあとに手続きすれば、問題なく取れるけど、生まれた国は、いろいろな証明書に記載されるわ。

自分がOO(国・都市)の出身ですと言いたいときは、Soy de OO(国名・都市名). 「ソイ・デ・OO」(私はOOの出身です)とすれば大丈夫。

もし相手のスペイン人が日本に行ったことのある人だと、¿De qué parte de Japón?「デ・ケ・パルテ・デ・ハポン」(日本のどこの出身?)と聞いてくることもあるわね。

居住地

出身地を言うときの表現とおなじで大丈夫。

わたしはOO(国名・都市名)に住んでいますという言いうときは、Vivo en OO.ビボ・エン・OO」(私はOOに住んでいます)という言いかたをすれば通じるわ。

どう?かんたんでしょ?

職業

スペインでは自己紹介のときに、自分の職業のことを言う機会も多いわね。

日本では、自分の職業よりも自分が働いている会社名を言うことのほうがまだまだ多いわよね。

いっぽうスペインでは、自分が働いている会社名を言うことはまれで、まさに自分がついている職業名をいうことが多いし一般的。

なので、Soy OO.ソイ・OO」(私はOOです)という表現のしかたをするの。

例えば、Soy empleado.「ソイ・エンプレアド」(私は会社員です)や、Soy estudiante. 「ソイ・エストゥディアンテ」(私は学生です)という言い方をするわね。

スペイン語ではじめまして

一通り自分のことを紹介したら、日本でも「どうぞよろしくおねがいします」で終わるのが一般的よね。

スペインでも「はじめまして、よろしくおねがいします」の意味で、よく使われる表現がいくつかあるの。

Encantado/Encantada. 「エンカンタード/エンカンターダ」


スペイン語で一番一般的な「はじめまして」という意味の表現。

自分が男性ならEncantado.「エンカンタード」、女性ならEncantada.エンカンターダ」と語尾が少しだけ変わるの。

これはスペイン語に特有の男性形・女性形の変化にともなう言い方の違いからきているの。

慣れるまではちょっと大変かも知れないけど、心配しなくても大丈夫。

基本的には自分の性別は一生変わらないので、どちらか自分の性別の方だけをおぼえておけば問題なしね。

Es un placer.「エス・ウン・プラセール」

直訳すると「それは私の喜びです」という意味。

スペインでは、誰かにはじめて会ったときに言う決まり文句なので、日本語では「はじめまして」と訳されることが多いわね。

Mucho gusto.「ムーチョ・グスト」

こちらも直訳すると「たくさんの喜び」という意味。

この表現も誰かにはじめて会ったときに言う決まり文句なので、日本語では「はじめまして」と訳されることが多いわ。

Con mucho gustoコン・ムーチョ・グスト」とあたまにCon=〜をつけると、何か受けた依頼を喜んでお引き受けしますという意味になるの。

なので、Con mucho gustoのときは、はじめましての意味はまったくなくってしまうので注意してね。

いずれの3つの表現も「はじめまして」で、意味としてはほぼまちがいなし。

面白いのは、スペインでよく使われるのがEncantado/Encantada、中南米でよく使われるのがMucho gusto.という印象を受けるわね。

これら3つの表現はそれぞれ単発で使うのが一般的なんだけど、もっとていねいに言いたい場合、最後にconocerle「コノセールレ」をつけ足せばいいの。

ただし、conocerleのつけ足しかたがそれぞれ少し違うわね。

Encantado/Encantadaの場合は、de(デ)をつけて、de conocerle「デ・コノセールレ」となって、Encantado/Encantada de conocerleのように表現。

Es un placer.の場合は、conocerle「コノセールレ」をそのままつけて、Es un placer conocerleとすればOK。

Mucho gusto.の場合は、enをつけて、en conocerle「エン・コノセールレ」となって、Mucho gusto en conocerleのように言うの。

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…まとめ

スペイン語で自己紹介するとき、自分の名前、年齢、出身地、居住地、職業を言う表現。

① Me llamo OO. 「メ・ジャモ・OO」Llámame OO. 「ジャマメ・OO」
② Tengo OO años.「テンゴ・OO・アンニョス」
③ Soy de Japón. 「ソイ・デ・ハポン」Soy de Tokio. 「ソイ・デ・トウキョウ」
④ Vivo en Japón.「ビボ・エン・ハポン」Vivo en Tokio. 「ビボ・エン・トウキョウ」
⑤ Soy empleado.「ソイ・エンプレアード」Soy estudiante. 「ソイ・エストゥディアンテ」

そして、はじめまして、よろしくおねがいしますと言うときに使う表現。

① Encantado/Encantada. 「エンカンタード/エンカンターダ」
② Es un placer.「エス・ウン・プラセール」
③ Mucho gusto.「ムーチョ・グスト」

スペイン語のよく使われる自己紹介のポイント5つとはじめましての表現3つを紹介させていただきました。

どれも基本的な表現なので、自分のケースに当てはめて練習してみるといいわね。

今は難しい文法のことは考えずに、繰り返し口にして覚えちゃってくださいね。

次回は、感謝をあらわす「ありがとう」編を紹介しますね。

最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。

【初心者向け独学スペイン語シリーズ⑦】これで完璧!ありがとう・どういたしましてこんにちは、バルセロナ在住10年目のモニカ通信のモニカです。 ということで、初心者向けスペイン語シリーズ⑦、感謝の表現ありがと...
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