こんにちは、バルセロナ在住10年目のモニカ通信のモニカです。
ということで、今回はスペイン語を流暢に発音するためのアクセントのルールを紹介しますね。
スペイン語のアクセント

外国語でアクセントと言うと、アクセント記号のことを思い浮かべますよね。
例えば、Japón(日本)のように、oの上についている記号のことね。
スペイン語ではこのアクセント記号のことをTirde(ティルデ)というの。
そのアクセント記号のところを強調して強く発音するのよ。
ほぼすべての単語に強く発音する部分とそうでない部分があるんだけど、アクセント記号がすべての単語に付けられているわけではないのよ。
単語の発音の強弱についてはルールがあって、そのルールから外れるものだけにアクセント記号Tirde(ティルデ)がつけられるの。
さらに、強く発音されるのはつねに母音の部分のみということ。
なので、アクセント記号のつく単語でも、アクセント記号はいつも母音(a, e, i, o, u )の上に置かれるわ。
アクセントの付け方3つのルール

それでは、スペイン語の3つのアクセントのルールを解説していきますね。
母音または子音n、sで終わる単語は最後から二番目の母音を強く発音
具体的な例でいうと、
coche「コチェ」(車)は最後が母音で終わっているので、最後から二番目の母音を強く発音。
joven 「ホベン」(若者)は最後が子音のnで終わっているので、最後から二番目の母音を強く発音、
lunes「ルネス」(月曜日)は最後が子音のsで終わっているので、最後から二番目の母音を強く発音。
n、s以外の子音で終わる単語は最後の母音を強く発音
具体的な例でいうと、
amor「アモール」(愛)最後が子音のrで終わっているので、最後の母音を強く発音。
papel「パペル」(紙)最後が子音のlで終わっているので、最後の母音を強く発音。
reloj 「レロッホ」(時計)最後の子音のjで終わっているので、最後の母音を強く発音。
relojのjの発音は日本人にとっては少し難しい発音ね。
喉の奥を震わせるような声にならない声「ッホ」。
上記のルールに当てはまらない単語にはアクセント記号ティルデを
具体的な例でいうと、
café「カフェ」(コーヒー)母音で終わっているけど、一番最後の母音を強く発音。
periódico「ペリオディコ」(新聞)母音で終わっているので、本来なら最後から二番目の母音に本来アクセントを置くけど、最後から3番めの母音を強く発音。
Japón「ハポン」(日本)子音nで終わっているので、本来なら最後から二番目の母音にアクセントを置くけど、一番最後の母音を強く発音。
autobús「アウトブス」(バス)子音sで終わっているので、本来なら最後から二番目の母音にアクセントを置くけど、一番最後の母音を強く発音。
ángel「アンヘル」(天使)最後が子音のlで終わっているので、本来なら最後の母音にアクセントを置くけど、最後から二番目の母音を強く発音。
lápiz「ラピス」(鉛筆)最後が子音のzで終わっているので、本来なら最後の母音にアクセントを置くけど、最後から二番目の母音を強く発音。
アクセント記号のあるなしで意味が変わる
日本語とおなじようにスペイン語もアクセントの記号があるなしで、意味が変わってくるものがあるの。
例えば、si=もし、sí=はい、el=男性形定冠詞、 él=彼、te=君に・君を、té=お茶、とほんの小さなアクセント記号だけど、意味の全く違う言葉になるのよ。
日本語で言えば、橋と箸や雨と飴なんかと同じことね。
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…まとめ
スペイン語が流暢に話せるようになる3つのルール。
① 母音または子音n、sで終わる単語は最後から二番目の母音を強く発音。
例、coche、joven 、lunes
② n、s以外の子音で終わる単語は最後の母音を強く発音。
例、amor、papel、reloj
③ ①、②のルールに当てはまらない単語にはアクセント記号をつける。
例、café, periódico, Japón, autobús, ángel, lápiz
少しややこしいように感じるかも知れないけど、慣れてくればかんたんよ。
スペイン語っぽく流暢に話すためのルール3つを紹介させていただきました。
少しややこしくても、慣れてくればかんたんなので、頭で覚えるより、何度も何度も繰り返し口にして自然と口から出るようにしてくださいね。
次回は、。。。編を紹介しますね。
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。
