こんにちは、バルセロナ在住10年目になるモニカ通信のモニカです。
ということで、今日は初めてでも簡単にできるバルでの注文の仕方を紹介しますね。
お店に入るときは…
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お店に入る時は自分から「Hola!(オラ!)」と挨拶しながら中へ!
日本とは違ってお客様は神様じゃなく、あくまでも対等な立場であることを忘れないでね。
もし店員さんが「オラ」と声を掛けてくれたら「オラ!」と返せばいいわ。
まずは席を見つける
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バルの中に入ったら、まずは空いてるテーブル席かカウンター席の確保ね!
お店によっては「こちらのテーブルね」って店員さんが決めて来ることもあるけど、
大抵のバルは混んでなければ、自分で席を確保することが多いわ。
もしお店が混んでいたり、こちらの人数が多くてちょうど良い席が見当たらないときは、
店員さんに目を合わせて手を挙げて、来てくれるのを待ちましょう。
日本の接客サービスに慣れ切っていると、せっかちになりがちになると思うけど、
ここは郷に入っては郷に従えの精神で、気長に待つしかないわね。
スペインのバルは良きにつけ悪しきに付け店員さんがマイペースだから、
お客さんが来ても店員さん同士でおしゃべりし続けている光景はよく見かけるわ。
もし待たされても、店員さんは決して嫌がらせで無視しているわけじゃないので、
店員さんに目を合わせて手を挙げれば、こちらに気づいて来てくれるはず。
とりあえずドリンクを注文する
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立ち飲みスタイルのカジュアルなバルでは、
お客さんが自分からカウンターに行って飲みものをオーダーすることが多いわね。
席に着くスタイルのバルなら、店員さんが席まで注文を聞きに来てくれるわよ。
【スペイン語の代表的なドリンクメニュー】
・Cerveza(セルベサ)=普通サイズビール
・Caña(カニャ)=小さいグラスビール
・Vino tinto(ビーノ・ティント)=赤ワイン
・Vino blanco(ビーノ・ブランコ)=白ワイン
・Sangria(サングリア)=サングリア
・Agua(アグア)=お水
・Agua con gas (アグア・コンガス)=炭酸水
【スペイン語の数字】
1 = Uno(ウノ)、Una(ウナ)
2 = Dos(ドス)
3 = Tres(トレス)
4 = Cuatro(クアトロ)
5 = Cinco(シンコ)
では実際に注文してみましょう!
「とりあえずビール1つ!」をスペイン語でいうと…「ウナ セルベサ(ポルファボール)」
「ポル・ファボール」(Por favor=お願いします)はより丁寧に注文したい時に付けてね。
どう?カンタンでしょ?細かい文法なんて全然気にしなくて大丈夫、要は通じればいいの。
メインのピンチョス、タパスを注文
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いよいよお待ちかねのピンチョス、タパス!これぞスペイン居酒屋、大衆食文化の醍醐味!
カウンターに並んでいるピンチョスやタパスの前に立ち、食べたいものを指差して、
「エスト!」(esto=これ)と店員さんに言えば大丈夫!
お店によっては自分で料理をお皿に取るセルフスタイルのところもあるので、
そんな時は周りのお客さんの様子を見よう見まねですれば大丈夫!
お皿は一人に一皿なんで、お皿をもらいたい時は、
「ウン プラート、ポルファボール」(Plato=お皿)と店員さんに伝えてみてね。
重要なことを言うのを忘れていたわ。
ピンチョスの「串」はお会計の時に必要なので、食べ終わったら床に捨てたりせずに
お皿の上にきちんと置いておいてね。
最後にお会計
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食べ終わって、最後にお会計をしたい時は、店員さんに
「ラクエンタ、ポルファボール」(La cuenta=お会計)と言えばOK!
念のために、注文した以外のものが請求されていないか、値段が間違っていないか、
お会計票は必ずチェックすることを忘れないでね!
お店が混んでいる時や、お会計が手書きの時なんか、極々たま〜に間違っている時が…。
あとはカードか現金で支払えば、お会計完了!ありがとうございました、またのお越しを!
…まとめ
スペインバルの楽しみ方は、お酒1杯とピンチョスを2〜3個つまんだら、
別のお店へ変えるハシゴ酒スタイルが定番で楽しいわよ。
一つのお店にいつまでも長居するんじゃなく、サクッとお店を変えるのが粋でいいわね。
モニカはおしゃべりがはずんで一ヶ所に長居し過ぎて、気がつけばフラフラなんてことが…