こんにちは、バルセロナ在住10年目になるモニカ通信のモニカです。
ということで、今回は海外旅行、特にスペインを含むヨーロッパ旅行におすすめのクレジットクレジットカードを紹介しますね。
海外旅行にクレジットカードは必須
モニカが初めてクレジットカードを作ったのはまだ大学4生の頃、夏休みに初めてヨーロッパ旅行するときだったわ。
現金だけを大量に持ち歩くのは危険だということで、当時はT/C(トラベラーズチェック)をを銀行で購入して、持って行くというのが主流だった時代。
それにプラスして、万が一に備えてということで、アメリカン・エキスプレス社のクレジットカードを一枚作ったのを覚えているわ。
当時、学生が今ほど当たり前のようにクレジットカードを持っている時代ではなかったの。
幸か不幸か、結局、そのクレジットカードを使うこともなく、ヨーロッパ旅行は無事終わったんだけどね…。
その後、クレジットカードの普及でT/Cの利用が激減して、2014年、遂に日本でもトラベラーズチェックの販売が廃止。
カード社会の今の世の中、海外旅行で多額の現金を持ち歩くより、より便利で安全なクレジットカードで旅行するのが、いちばんスマートな旅の方法に間違いないわね。
クレジットカードのブランドと発行会社
今やクレジットカードがスマートフォンと同じぐらい人々の生活の必需品となり財布を持たない人が増えて、その傾向が今後一層増えていくのは確実よ。
日本で有名なクレジットカードの国際ブランドといえば、以下の5社よね。
VISA(ビザ)
Mastercard(マスターカード)
JCB(ジェーシービー)
American Express(アメリカン・エキスプレス=通称アメックス)
Diners Club(ダイナースクラブ)
上記の5大ブランドと提携してクレジットカード発行する会社となると、銀行系から流通系、さらには鉄道・航空系などとほんとうに数え切れないわね。
スペインで支払いに問題のないカード
結論から言うと、ブランドで言うとVISAとMastercardの二社で120%問題なし。
スペインやヨーロッパ中のクレジットカードを取り扱うお店で、VISAやMastercardが使えないお店なんて聞いたことがないわ。
ステータスの高さから一目置かれるアメックスやダイナースクラブ。
スペインやヨーロッパで使えないわけではないけど、VISAやMastercardの加盟店の数と比べると正直負けるわね。
JCBも確かに日本国内では使い勝手が高いし、海外での日本語サポートサービスを提供している都市もあるにはあるけど、あえて選択肢に入れる必要はなし。
クレジットカードのタイプ
次に海外旅行でいちばん気になるのが、クレジットカードに付帯する海外保険よね。
大きく自動付帯と利用付帯の二つのタイプがあって、簡単にそれぞれのメリットとデメリットを下の表にまとめてみたわ。
もし既に上記2社の国際ブランドのいずれかのクレジットカードを持っているなら、付帯する海外保険のタイプが自動付帯なのか利用付帯なのか、必ず確認しておいてね。
自動付帯保険 | 利用付帯保険 | |
メリット | 海外保険に入るために事前の出費や手続きが不要。 | 保証額が自動付帯保険より高い傾向があり、現地でバスなどのチケットを買うと保険期間の延長ができる。 |
デメリット | 最大90日間まで。(延長不可) 保証金額が低い傾向がある。 (但し年会費有料のものは別) |
事前に旅行に利用する航空チケットやツアーの代金などをそのカードで支払わないと保険に入れない。 |
提携する発行会社のサービスにつられて、むやみに何枚もクレジットカードを作る必要もないし、おすすめもしないわ。
スペイン旅行におすすめのクレジットカード【3選】
クレジットカードの中には、海外保険が付いていないものや、出国前のツアー、航空券、空港への交通費の決済をしないと保険が付いてこないもの(利用付帯)が多いわね。
もしまだ一枚も(あるいは一枚しか)持っていないなら、費用対効果を考えると、モニカが知る限りでは、下記に紹介するクレジットカードが最強。
EPOSカード
入会金、年会費は永年無料なので、気軽に申し込みできるわ。
何と言っても自動付帯で海外旅行保険が付いてくるのがポイント。
特に心配な傷害治療費や疾病治療費の金額が大きいのもポイントが高く、海外旅行の不安を少しでも和らげたい人におすすめ。
24時間日本語対応のサポートデスクもあり、いざという時に会話ができるのが心強いわね。
ポイント還元率は0.5%と一般的なレベルで、貯めたポイントはマルイだけでなく、Amazon、楽天のネット通販の割引にも使うことも可能。
店頭受け取りの場合、最短即日発行が可能なので、急いでカードを用意したいときに便利よ。
デメリット
海外キャッシングをするにはATM手数料が発生するけど、ネット上で繰り上げ返済ができるので、現金両替よりはお得に現地通貨を入手することが可能ね。
楽天カード
こちらも入会金、年会費は永年無料なので、気軽に申し込みできるわ。
クレジットカードとしての機能が高いのでメインカードとしておすすめ。
どこで使っても1%のポイント還元率はかなり魅力的で、楽天市場なら最大3%の還元率はポイント高いわね。
貯まったポイントは、楽天市場をはじめ楽天の様々なサービスで使え、ANAマイルに交換することも可能なほか、提携している飲食店でも使えるわ。
海外でクレジットカードを紛失や盗難で失くした場合、海外滞在期間中だけ使用できる緊急再発行カードを現地で手配してもらえるサービスもあるのよ。
デメリット
利用付帯のため、海外旅行保険に加入するためには、事前に旅行に利用する航空チケットやツアーの代金などをそのカードで支払う必要があるわ。
海外キャッシングをするにはATM手数料が発生するけど、ネット上で繰り上げ返済ができるので、現金両替よりはお得に現地通貨を入手することが可能ね。
楽天プレミアムカード
クレジットカードとしての機能が高いのでメインカードとしておすすめ。
自動付帯で手厚い海外旅行保険が付いてくるのが高ポイント。
一年に二回以上海外旅行するなら、海外ラウンジを無料で利用できるプライオリティーパスの申し込みが無料で可能。
このプライオリティーパスがあれば世界1,300か所以上のラウンジに無料で利用できるのよ。
どこで使っても1%のポイント還元率はかなり魅力的で、楽天市場なら最大3%の還元率はポイント高いわね。
貯まったポイントは、楽天市場をはじめ楽天の様々なサービスで使え、ANAマイルに交換することも可能なほか、提携している飲食店でも使えるわ。
海外でクレジットカードを紛失や盗難で失くした場合、海外滞在期間中だけ使用できる緊急再発行カードを現地で手配してもらえるサービスもあるのよ。
デメリット
なんといっても、年会費が11,000円かかるってこと。
海外キャッシングをするにはATM手数料が発生するけど、ネット上で繰り上げ返済ができるので、現金両替よりはお得に現地通貨を入手することが可能ね。
おすすめのクレジットカード3選比較表
カードデザイン | EPOSカード | 楽天カード | 楽天プレミアムカード |
年会費 | 無料 | 無料 | 11,000円 |
ポイント還元率 | 0.5% | 1% | 1% |
海外旅行保険 | 自動付帯 | 利用付帯 | 自動付帯 |
海外キャッシング | ATM手数料220円 | ATM手数料220円 | ATM手数料220円 |
ブランド | VISA | VISA,MC,JCB,AMX | VISA,MC,JCB,AMX |
空港ラウンジ | 特典なし | 特典なし | 特典あり |
海外旅行保険の種類 | 保険金額 | 保険金額 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(限度額) | 200万円(限度額) | 300万円(限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(限度額) | 200万円(限度額) | 300万円(限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2,000万円(限度額) | 2,000万円(限度額) | 3,000万円(限度額) |
救援者費用 | 100万円(限度額) | 200万円(限度額) | 200万円(限度額) |
携行品損害 (免責3,000円 |
20万円(限度額) | 20万円(限度額) | 50万円(限度額) |
発行スピード | 即日(店頭受取) | 一週間(郵送) | 一週間(郵送) |
おまけ…支払いはユーロで!
…まとめ
もし海外旅行に行く人でこれからクレジットカードを作ろうと考えている人は、年会費を無料で抑えたい人は①と②の組み合わせがおすすめ。
年会費がかかるのが問題ない人なら①と③の組み合わせがおすすめよ。
でも新しくクレジットカードを作る前に、今一度手持ちのクレジットカードの保険のタイプと内容を確認することをおすすめするわ。
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。
