3Gか4G？スペイン旅行にはどっちのレンタルWiFiを持って行っくべき？

こんにちは、バルセロナ在住10年目になるモニカ通信のモニカです。

Yさん

「普段、日本で携帯使っている時は4G回線だけど、スペイン旅行に海外レンタルWiFiを借りるとなると、3G回線と比べて料金も違うでしょ？でも、速度が遅いのも不安だし…。」

モニカ

「確かに3G回線にするか4G回線にするか、海外レンタルWiFiの料金と通信速度に大きく関わる問題よね。自分の利用目的にあった通信速度の回線で、使う分だけの料金プランを選びたいじゃない。それじゃあ3Gと4Gの回線の違いを詳しく説明して、利用目的別におすすめの回線を紹介しますね。」

ということで、今回はスペイン旅行におすすめの海外レンタルWiFiの回線を利用目的別に説明していきますね。

今日の目次

3Gと4Gの違いって？

まずは、3Gと4Gは国によって対応状況が違うので、海外レンタルWiFiのプランが3G（あるいは4G）だけしかないという場合もあることを頭に入れておいて。

簡潔にいうと、3Gと4Gの回線の一番の違いは通信速度と基本料金と通信容量になるわ。

3G回線と4G回線のあいだには、およそ10倍近くもの差があるの。

例えば、3G回線と4G回線の最大通信速度を比べると、

3G：下り14.4Mbps、上り5.76Mbps
4G：下り150Mbps、上り50Mbps

下りというのは動画などを見る際のダウンロードの速度、上りというのは写真などを送信する際のアップロードの速度のことよ。

ただし、下りも上りも実際の海外WiFiの通信速度はこれより遅くなるけど、4G回線のほうが圧倒的に速いことに違いはないわ。

つまり、海外レンタルWiFiは利用目的に合わせて3G回線か4G回線かを選ぶ必要があることになるわね。

一般的に、3G回線のほうが4G回線よりも、一日あたり200~300円ほど安い傾向にあるわ。

利用日数が増えれば増えるほど料金差は大きくなっていくので、3G回線でも大丈夫なら、3G回線で安く済ませたいわよね。

実際のところ、海外WiFiの3G回線と4G回線は、通信容量にも大きく影響するのよ。

というのも、3G回線でできることと4G回線でできることは違うので、当然のことながら回線を選ぶときの通信容量にも違いが出てくるわね。

3G回線と4G回線では選ぶべき通信容量も違ってくることになるわ。

具体的に言うと、3G回線は通信容量が少なめで大丈夫ということなのに対して、4G回線は大きめの通信容量を選ぶ必要があるということ。

というのも、4G回線に適した利用目的の動画やSNSなどをサクサク動かすには、どうしても多くの通信容量を必要としてしまうからなの。

海外レンタルWiFiの場合、250MB、500MB、1GB、無制限といったふうに通信容量ごとのプランが用意されているわ。

例えば、4G回線で通信容量が100MBと500MBでできることといえば…、

上記の表からも分かるように、たとえ4G回線をレンタルしても、容量が足りなければ、動画を十分見ることができないということになるの。

したがって、通信量の目安などを考えると、4G回線を借りるなら最低でも500MB、できれば1GBの海外レンタルWiFiプランがおすすめ。

逆に、メールやLINEやなどで十分だという人は、3G回線の300MBなどの容量少なめの海外レンタルWiFiプランでも大丈夫。

まず、3G回線ならメールやLINEなどのやり取りだけなら問題なくおこなえるわ。

行きたいお店やレストランの地図を開いたり、WEBサイトを調べたりすることは、少しカクカクするかもしれないけど、できなくはないわよ。

ただし、中画質（360p）以上の動画やビデオ通話、SNSをサクサク使うための目安の速度は5Mbpsほどだから、実測値が1Mbpsの3G回線では、正直速度不足だわ。

それに対して、4G回線は時間帯や場所にもよるけど、実測値が10Mbpsほどなので、動画やSNSなどもサクサクと問題なく使うことができるわ。

3G	4G
LINE,メール,MAP,WEBページ閲覧,通話を利用する	動画,ビデオ通話,SNS,アップロードを利用する
急ぐ必要がない	ビジネス利用
接続するのが一人	二人以上で接続