こんにちは、バルセロナ在住10年目のモニカ通信のモニカです。
ということで、今回はバルセロナから日帰りで行ける人気観光スポット、モンセラットを効率よく回るおすすめモデルコースを紹介しますね。
（※）2021年1月現在、スペイン国内ならびにカタルーニャ州バルセロナ市内では、新型コロナウイルスに対する制限措置が日和見的に取られているため、公共交通機関の運行時間、各建造物の開館時間や入場形態が記事内に記載しているものと異なる可能性があります。訪問される際は、公共交通機関並びに各建造物のホームページなどで最新の運行時間、開館時間を確認されることをおすすめします。
モンセラット日帰り観光おすすめモデルコース
バルセロナから日帰りで行ける人気観光スポット、モンセラットを効率よく回るおすすめモデルコースを順を追って紹介して行きますね。
ホテルからスペイン広場へ
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
まず、この日一番大事なのは、頑張って早起きすることなので、前日の夜はできるだけ早めにベッドに入ったほうがいいわね。
当日の朝、まずはホテルから地下鉄のスペイン広場まで行くけど、余裕を持って着いたほうがいいので、できればタクシーで行くのがおすすめす。
地下鉄利用の人は、地下鉄のスペイン広場駅構内へ降りたら、カタルーニャ鉄道（FGC）のオレンジ色の看板を探して、そちらの方向へ。
切符の購入
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
カタルーニャ鉄道の改札前に自動券売機があるので、そちらで切符を購入。
自動券売機の前には、いつも係員がいて、英語で親切に説明してくれるから心配しなくても大丈夫。
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
おすすめは、行きは電車とロープウェイ、帰りは登山電車と電車の組み合わせ。
これだと、いろんな景色を楽しめてお得感もあるわ。
注意！この組み合わせの場合、行きと帰りのチケットをそれぞれバラバラで買う必要があるので注意してね。
スペイン広場駅 からAeri de Montserrat 駅へ
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
改札を通って、出発案内モニターでR5号線のManresa行きの電車を確認して、そちらのホームへ向かって。
一番のおすすめは7:36発の電車に乗ること。
それより早い7:16発の電車なら全く問題ないけど、夏の観光シーズンは結構混むので、遅くても8:16発の電車には乗ったほうがいいわ。
ロープウェイに乗り換えて行くなら、連結車両の真ん中あたり（2両目後方か3両目前方）に乗るのがおすすめす。
というのも、ロープウェイのある駅に着いたとき、早くロープウェイ乗り場に行くことができるからよ。
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
電車に揺られて約一時間もすると、ロープウェイの乗り換え駅のAeri de Montserrat駅に8:37に到着。
注意！ロープウェイ乗り場ある駅Aeri de Montserratとその一つ先の登山電車の駅Monistrol de Montserratをくれぐれも間違えないように確認してね。
駅に到着したら、すぐ横のロープウェイ乗り場の駅へ急いで。
でもあわてて階段で転んだりしないように注意して。
ロープウェイに乗っている時間は5分ほどだけど、全員立って行くことになるわ。
黒いマリア像を目指して
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
ロープウェイで頂上に到着したら少し坂を登って、まず何はともあれ、よそ見せずに黒いマリア像のある大聖堂へ向かってまっしぐら。
大聖堂に着いたら、大聖堂の右側にあるの黒いマリア像への入り口へ向って。
黒いマリア像の見学と大聖堂の見学
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
黒いマリア像を見学のあと、大聖堂の中を見学し、大聖堂前のパティオにあるパワースポットに立って瞑想すれば、不思議なパワーをもらえるわよ。
※現在は、Covid-19のため黒いマリア像に触れることはできなくなっています。
サン・ジュアン祈祷庵、サン・ミゲル展望台へ
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
大聖堂の見学が終わったら、ケーブルカー乗り場から、さらに上のサン・ジュアン祈禱庵へ。
（春〜秋は12分、冬は20分間隔で運行。往復20分。料金は片道8.75€、往復13.50€）
体力のある人は、標高972ｍの山頂、サン・ジュアン祈祷庵から、帰りはケーブルカーを使わず歩いて下り、途中、サン・ミゲル展望台までミニハイキング（徒歩45分）を楽しんでみてはどうかしら。
天使の歌声の少年合唱団の13時のミサへ
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
ミサの始まる30分前には空席がなくなり、立ち見になってしまうかも知れないので、早めに行って席を確保したほうがいいわよ。
また、少年合唱団の休みの日も多いので、必ずスケジュールは事前に確認しておくことをおすすめするわ。→Escolania
頂上Montserrat Monistrol駅からMonistrol Enllaç駅へ
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
合唱団の歌は10分ほどなので、それを聴いたら最後までミサに参加する必要はないので、あとはおみやげを買ってバルセロナへ戻るだけ。
登山電車でまずは頂上のMontserrat Monistrol駅から途中の乗り換え駅Monistrol Enllaç駅までもう一度パノラマを眺めながら聖地モンセラットにお別れ。
帰りの登山電車は、右側に座ると綺麗な景色が望めるので、覚えておいてね。
（画像をクリックすると、画像が拡大します。）
Monistrol Enllaç駅 = Montserrat Monestir駅 （※同じ駅だけど登山電車とFGCと違う会社が運営しているから駅名が違うの）で乗り換えて、スペイン広場には16時頃到着。
夏場だと、そあとバルセロナ市内でショッピングや観光ができる時間がじゅうぶんあるわね。
モンセラット観光アドバイス
春夏秋のハイシーズンのモンセラットは、バルセロナ市内と同じでかなり混み合うの。
だから、頑張って早起きして、朝7:36発で行くのががベスト、どんなに遅くとも、8:16発の電車には乗ってね。
それ以降の電車で行くとなると、黒いマリア像を見るのに長い行列に並ぶことになってしまうわ。
最悪の場合、午前の面会最終時間が来て、列の途中で切られてしまうこともあるから気をつけて。
そうなってしまうと、そのあとの全ての予定が狂ってくるので、そうならないようにしてくださいね。
ちなみにモンセラット観光のおすすめをランク順に並べてみると…
登山電車あるいはロープウェイからの眺め
モンセラット観光の最大の魅力は、なんといってもその景色。
黒いマリア像と大聖堂
願いが叶うといわれる黒いマリア像と大聖堂前のパワースポットは絶対外せないスポット。
サン・ミゲル十字架の展望台からの眺め
徒歩で片道20分ほどで、あのユニークな形をしたのこぎり山と大聖堂を一望できるわ。
地元名産の山羊のフレッシュチーズ（Mató）のハチミツがけ
日本人の舌にもとても合い、安くて美味しいので、きっとクセになるわよ。
サン・ジュアン祈祷庵からの眺め
大聖堂のある標高725mの中腹から、標高972mのサン・ジュアン祈禱庵までケーブルカーで登り、そこから眺める絶景はまるで映画「天空の城ラピュタ」の世界。
少年合唱団（聖歌隊）のミサ
13時のミサは、ギリギリに行くと時間的に結構混むのと、休みの日が結構多いのがポイントを下げた理由。
裏技情報
（画像をクリックすると、別の画像が飛び出します。）
夏から秋にかけてのハイシーズン、本当に落ちついてモンセラットをじっくり楽しみたい人には、モンセラットにあるホテルに一泊するのがおすすめ。
モンセラットが単なる日帰り観光スポットでなく、全然違った印象の小旅行になること間違いなし。
でもホテルが一つしかないので、ハイシーズンは早めに予約することをおすすめするわ。
モンセラットのホテルのサイト：Hotel Abat Cisneros
…まとめ
以上、バルセロナから行く日帰りで行ける人気観光スポット、モンセラット観光のおすすめのモデルコースを紹介させていただきました。
中には歩くのが苦手とか、時間的に厳しいって人は、自分たちで日程を調整してもらっても全然問題なし。
せっかくの小旅行が疲れるだけのものになっては元も子もないからね。
日程をうまくやりくりして、バルセロナ旅行のプランの一つに加えれば、さらに思い出に残る旅行になること間違いなしよ😉
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。
