スペイン語

【初心者向け独学スペイン語シリーズ㉜】SNSでよく使われるスペイン語の省略文字【7選】

SNS

こんにちは、バルセロナ在住10年目のモニカ通信のモニカです。

Hさん
Hさん
「今更なんだけど、今や日本の若者でSNSを使っていない人はほとんどいないでしょ?それにともなっていろんな省略文字も出てきたけど、スペインではどうなのかしら?」
モニカ
モニカ
「もちろんスペインでも若者だけでなく大人から子供までSNSで省略文字を使うことはごく当たり前のことよ。」

ということで、初心者向け独学スペイン語シリーズ㉜、SNSでよく使われるスペイン語の省略文字を詳しく紹介していきますね。

SNSの普及と省略文字

SNS
SNS(Social Networking Service)ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の普及にともなって、これまでの書き言葉にはなかった省略文字次々と誕生してきたわね。

例えば、日本語だと了解をりょ、りと変化させていくようないわゆる省略のみの波は日本語だけでなく、スペイン語にも押し寄せているのよ。

今回はスペイン語でよく使われるSNSの省略文字について紹介していきますね。

スペイン語の省略文字

基本的にスペイン語の省略文字では、母音a e i o uの文字を落して子音だけで構成されるものが多いわね。

BN(bien)「ビエン」

SNS
いいよ!いいね!の意味で使われるSNSの省略文字。

BNは見ての通り、bienのiとeが抜け落ちて、子音のBとNだけが残ったもの。

SNSで元気?と聞かれて、元気!と答えるときや、なにかの提案に対して、いいね!と答えるときにBNがよく使われるわ。

Q / K (qué)「ケ」

SNS
なに?の意味で使われるSNSの省略文字。

Quéのuとéが抜け落ちて、子音のQの一文字だけが残ったもの。

なにかを聞かれて、んっ、なに?と聞き返すときや、文中でなに?って聞くときにはQ一文字だけに置きかわるの。

このQが進化したものがK(ke)。

quéとKeの発音が同じなのでkeをquéの代わりに使われるようになってきたわ。

このKeのeが抜け落ちて、子音のKだけが残った形でQuéを意味するの。

Kという文字はもともとスペイン語にはない文字なので、QよりKを使うと特に若者言葉感が増すわよ。

BSS(besos)「ベソス」

SNS
キスの意味で使われるSNSの省略文字。

besosのeとoが抜け落ちて、子音のBSSがけが残ったもの。

スペインではあいさつのときにハグをしたり、頬にキスをしたりするのと同じく、SNSの文中でも別れ際にキスを送るのはふつうのコトなの。

特に恋人同士ではなくて、異性の友だちや女性同士の友だちであっても、キスを送りあうわね。

じゃあねのあいさつのあとに、締めくくりとしてBSSとつけることが多いわ。

XFA(por fa)「ポル・ファ」

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お願い!お願いします!の意味で使われるSNSの省略文字。

Xの文字は掛け算のときの掛けると同じ記号を使うの。

例えば、スペイン語で2x2=4と言うときは「ドス・ポル・ドス・ソン・クアトロ」。

この掛けるの文字をスペイン語ではポルと読むの。

これをスペイン語のお願いします!を意味するPor favorに置き換えているのがこの文字。

Por favorを省略して、Por faということがあるんだけど、このPor fa(=X fa)とXのあとにfaを付けて、ポル・ファ「お願い!」という意味で使われるの。

TQ(Te quiero)「テ・キエロ」

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愛しているよの意味で使われるSNSの省略文字。

これはTe quieroの二つの単語の頭文字をとってもの。

これは恋人同士の間でよく交わされるチャットのメッセージのひとつなんだけど、TQを使うときには注意が必要。

というのも、愛をささやくのにめんどくさがって省略することをあまり良く思わない人もいるからよ。

+1 / +10000

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これは知らないとまったく意味がわからない人も多いと思うけど、賛成!という意味で使われるSNSの省略文字。

Estoy de acuerdo.(エストイ・デ・アクエルド)「それに賛成します」という意味の略語ね、

どうして+1なのかというと、そこに私も一票投じますというところからきているのよ。

例えば、グループチャットで、週末どこかへでかけようというときになったとき、参加したい人は+1と入れていけばいいの。

そして、大賛成!というときは、+10000というふうに大げさに表現する人もいるわね。

このあたりはとてもスペイン人らしいわね。

jajaja 「ハハハ」

SNS
笑っている様子を表現する場合に使う文字。

日本語だと、笑っていることを表す文字としてwwwを続けたり、草と書いたりするようにスペイン語ではjajajaとjaの数を増やしていくことで、笑っている度合いを表現するの。

jajaja「ハハハ」と笑い声と似ているので、長ければ長いほど大笑いしている感じを表しているわね。

おまけ

SNS
スマホの普及で今では絵文字やスタンプが使われることのほうが多いけど、日本語で顔文字が使われるようにスペイン語でも使われるものもあるわ。

怒っているときは、:( 笑っているとき:) 大笑いをしているときは、😀 のように日本語と同じように表現しているわね。

目の表情はWコロンで変わらず、唯一口元の変化で喜怒哀楽を表現しているの。

このことからも、スペイン人は口の動きで相手の感情を読み取って判断していることが分かるわね。

スペイン人とマスク

SNS
世界的なパンデミックの影響でスペインでは現在、公共の場でのマスクの着用は義務付けられているの。

日本と違い、マスクを付けずに街中を歩いていると、100ユーロの罰金が課せられるわ。

以前は、マスクとは無縁のスペインではマスクというのは医者が手術の際に使用するものという認識だったの。

なので、スペインの街中でマスクをしたりなんかすると、あからさまに変な目でジロジロと見られるのが普通だったわね。

なぜスペイン人にとって公共の場でマスクをすることが違和感だらけなのかというと、彼らは口の表情で相手の感情を読み取っているから。

だからマスクで口元を隠されると、相手が何を考えているのか分からず、異様な感じに映ってしまうわけ。

それゆえに、スペインでは、SNSなどで文字で表情を表すときも、口元の変化で表現するようになっているのよ。

いっぽう、日本での顔文字は、泣いているときは、(T-T)笑ってているときは、(^-^) のように目を使って表現するわね。

日本語には「目は口ほどに物を言う」ということばもあるでしょ。

日本人にとって、サングラスをかけている人をなんとなく怖いと思うのも、目が隠れていて相手の感情が読み取れないからなの。

例えば、日本ではサングラスをしたままお葬式に参列することは、非常識に取られることが多いかも知れないわね。

デモスペインのお葬式では涙を隠すため、ほとんどの人がサングラスを着用していることのほうが普通なのよ。

こうした小さな習慣が文化となって、やがてその国の常識になっていくことの一例ね。

スペイン語のスピーキング練習

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…まとめ

SNSでよく使われるスペイン語の省略文字の数々。

BN
Q / K
BSS
XFA
TQ
+1 / +10000
jajajajajajajajajajajaja
🙁 🙂 😀

今ではスマホが主流だから、日本が発祥の絵文字もSNSではよく使われるわね。

今回はスペイン語でよく使われるSNSの省略文字の数々を紹介させていただきました。

最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。