スペイン語

【初心者向け独学スペイン語シリーズ⑬】食事のときに使えるスペイン語の表現

こんにちは、バルセロナ在住10年目のモニカ通信のモニカです。

Hさん
Hさん
「スペイン語で食事のとき、“いただきます”や“ごちそうさまでした”って、なんて言えばいいのかしら?」
モニカ
モニカ
「じつは、日本語のようなぴったり当てはまる表現はないの。でも、食事のを始めるときや食事のあと、それに似た言い方があるのはどの国も同じ。」

ということで、初心者向けスペイン語シリーズ⑬、食事のときに使えるスペイン語の表現を紹介しますね。

食事を始めるとき

meal

スペイン語には、日本語で食事のときに言う「いただきます」や「ごちそうさまでした」にぴったり当てはまる表現はないの。

ただし、自分が食べ始めるとき、あるいはすでに食べている人に向けて使うことばがあるわ。

Qué aproveche「ケ・アプロべチェ」
Buen provecho「ブエン・プロベチョ」

この「どうぞ味わってください」という意味の表現を交わすのがスペインでは一般的ね。

あるいは他の人はまだ食べていないけど、自分だけが食べ始めるとき、

Quieres comer?「キエレス・コメール」「あなたも食べますか」と聞くのが礼儀ね。

もしこのように言われたら、Gracias que aproveche. 「グラシアス・ケ・アプロべチェ」、Buen provecho「ブエン・プロベチョ」(ありがとう、どうぞ味わってください)のように答えれば大丈夫。

スペイン語で美味しい!

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食事が美味しいときにはいろいろな言い方があるんだけど、

rico「リコ」、bueno「ブエノ」、delicioso「デリシオソ」、sabrodo「サブロソ」は、どれも「美味しい」に当たる表現よ。

もっと感激の度合いを高めて、「なんて美味しいの!」って言いたいときは、あたまにQué「ケ」をつけて、Qué rico! Qué bueno! Qué delicioso! Qué sabroso! などと言うことができるわ。

また、Qué rico! やQué bueno!は食べる前に、見た目や匂いで「美味しそう〜!」という場合にも使うわね。

厳密に言うと、スペイン語には男性名詞と女性名詞があるので、食べるものの性によって rico! rica! bueno! buena! delicioso! deliciosa! sabroso! sabrosa! と変化して、とても
面倒。

でも、今はあまり気にしなくて全然大丈夫。

というのも、」esta comida「エスタ・コミダ」(女性名詞) とeste plato「エステ・プラト」(男性名詞)のどちらを使っても違和感がないからなの。

スペイン語で味覚の言い方

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以下の5つの味の言い方を覚えておけば、スペイン語のだいたいすべての味が表現できるわね。

dulce「ドゥルセ」(甘い
salado「サラド」(塩っぱい
picante「ピカンテ」(辛い
amargo「アマルゴ」(苦い
ácido「アシド」(酸っぱい)

スペイン語で美味しくない!

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スペイン語でもまずいという言い方はあるんだけど、あまり耳にすることはないわ。

むしろ、「しょっぱすぎる」とか「辛すぎる」というように味が強すぎるという言い方で表現するのが一般的。

例えば、muy salado. 「ムイ・サラド」(塩っぱすぎるmuy amargo「ムイ・アマルゴ」(苦すぎる)と言ったり、

あるいはdemasiado picante.「デマシアド・ピカンテ」(辛すぎる)pica mucho.「ピカ・ムーチョ」(辛すぎる)というような言い方をすればOK。

余談だけど、日本のスナック菓子に「カラムーチョ」ってあるでしょ。

あれは辛さがムーチョ(たくさん)というスペイン語をもじった商品名なのよ。

スペインの食事の時間帯に注意!

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スペインの食事の時間帯は日本のそれとはかなり違うので、スペインを旅行するときは注意する必要があるわ。

朝食: el desayuno 「エル・デサユーノ」

朝食の時間帯はもちろん家庭によってそれぞれ違うけど、一般的に朝8:00ぐらい〜かしら。

ただし、ホテルの場合だと、朝7:00〜10:00ぐらいのあいだが一般的ね。

昼食: la comida「ラ・コミーダ」、el almuerzo「エル・アルムエルソ」

地域によって呼び名が違うんだけど、どちらの呼び方をしてもどの地域でも通じるので大丈夫。

例えば、バルセロナやマドリッドではla comidaをよく耳にするけど、アンダルシア地方ではel almuerzoを耳にすることが多いわね。

ランチの時間帯は午後14:00〜15:30のあいだが一般的だけど、日本人にとっては待ちきれないわよね。

レストランなんかも、早いところでも13:00〜13:30頃からというところが多いわね。

夕食: la cena「ラ・セナ」

ランチの時間が遅いぶん、ディナーの時間帯は夜21:00頃からぼちぼち始まるのが一般的。

レストランなんかが夜オープンするのも、早いところでも20:00〜20:30頃からね。

夏場のスペインは夜22時頃までかなり明るいので、住んでいる人にとってもさほど違和感はないけど、日本からの旅行者にとってはこのスペインの食事の時間帯に慣れるのが一苦労。

まあ、逆もしかりで、スペイン人が日本を旅行すると、夕食時間が早すぎてこちらも慣れるのに一苦労。

とくに、旅館のような夕食の時間帯に制限があるところを案内するのはかなりハードルが高いわね。

スペイン語で「食べる」、「飲む」

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スペイン語で「食べる」はcomer「コメール」、「飲む」はbeber・tomar「べベール・トマール」。

よく勘違いするのは「朝食を食べる」をcomer el desayuno.としがちだけど、これは間違い。

もしあえて言うなら、tomar el desayuno/el almuerzo/la cena. 「トマール・エル・デサユーノ/ラ・コミーダ/ラ・セナ」が正しいわ。

でも、tomar la comida.という言い方はしないので注意してね。

そして、スペイン語には食事の時間帯によって、それぞれの食事の決まった動詞があるの。

朝食を食べるは、desayunar「デサユナール」
昼食を食べるは、comer 「コメール」またはalmorzar「アルモルサール」
夕食を食べるは、cenar「セナール」

食事が終わったら

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日本語で言う「ごちそうさまでした」に当たることばはないの。

バルやレストランで美味しい食事のあとに、お店の人にGracias「グラシアス」やGracias por la comida「グラシアス・ポル・ラ・コミダ」と言って感謝の気持をあらわすのがスマート。

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DMM

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…まとめ

スペイン語で、食事のときに使う表現のいろいろ。

食事を始めるとき
食事が美味しいとき
味覚のあらわし方
食事が美味しくないとき
スペインの食事の時間帯
食事が終わったとき

以上の食事の時の表現のしかたを紹介させていただきました。

どれも一気に全部覚えようとすると大変なので、何度も口に出して、自然と口に出てくるようになるまで繰り返し声にだして言うのが大事ですね。

今は難しい文法のことは考えずに、繰り返し口にして覚えちゃってくださいね。

次回は、色を使った表現を紹介しますね。

最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。

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