こんにちは、バルセロナ在住10年目のモニカ通信のモニカです。
ということで、初心者向けスペイン語シリーズ㉒、スペインでやっちゃだめな、マナー違反7つを紹介しますね。
郷に入れば郷に従え
このことわざのように、海外に出たら海外の人がするように振る舞うのが一番いいわね。
日本人にはあまり気にならないことでも、現地では意外にマナー違反だったりすることもあるので注意が必要。
ただこうしたことは、知っているだけで未然に防ぐことができ、海外で暮らしていく上で、とても大事なこと。
今回は、スペインではやらないほうがいいマナー違反7つを紹介していきますね。
あいさつを返さない
スペインではお店やレストランに入ったとき、Hola(オラ)のようにあいさつされるのが一般的。
お店であいさつされるのに、日本人はあまり慣れていないので、つい黙ってしまいがちで、返事を返さないことが多いわね。
これはスペインでは大きなマナー違反よ。
言われたのと同じあいさつを繰り返したり、Hola(オラ)「こんにちは」といえば完璧。
たとえスペイン語がわからなかったとしても、笑顔でニッコリ返スだけでも大丈夫。
お店の人と目があったら、相手から言われる前に、自分から言えるようになれば、超スペイン流まちがいなしよ。
人前で靴を脱ぐ
日本人からすると、「えっ、どうして」と思うかも知れないけど、靴下や素足を人前でさらすのは、スペインでは重大なマナー違反。
なので、ホテルのロビーのソファに座って、ラックスしたくなって、靴を脱ぎたくなっても、部屋に行くまで我慢、我慢。
それ以外にも、スペインの新幹線AVEで下車の際、棚の荷物を取る際、土足で座席を踏み台にして荷物を取る行為はスペイン人はさほど気にしないわ。
むしろ、棚の荷物が届かないからと言って、靴を脱いで靴下で座席を踏み台にして荷物を取る行為は、明らかに周りから冷たい視線を感じるわよ。
土足であれ、靴を脱いでであれ、どちらもマナー違反には変わりないんだけど、後者のほうがさらにマナー違反とみなされるわ。
もしどうしても、棚の荷物に手が届かない場合は、周りにいる背の高い人にお願いするのが一番スマートな方法ね。
鼻をすする
たしかに日本では人前で鼻をかむのがマナー違反のように捉えられるわね。
でもスペインでは人前で母を噛むことはマナー違反とは思われないのよ。
若くてきれいなスペイン女性でも、平気で人前で鼻をかんでいるのを見かけるわ。
むしろ鼻をすするというのは、逆に汚いものを身体の中にためていると思われてしまうのがマナー違反とみなされる理由の一つ。
なので、スペインでは鼻はすするよりかんだほうがいいので堂々と鼻をかみましょう。
濡れ拭きした床を歩く
これに関しては、スペイン人はとても神経質になる人が多いわね。
モップ掛けしたあとの床を歩くと、かなりキレられることが多いわよ。
確かに汚れた靴で濡れた床を歩けば、足跡がついて,かわいたあとも足跡が残ってしまうし、気持はよく分かるわ。
日本でこういった場面にあまり出くわさないのは、基本的にお店の掃除は開店前とか閉店後にやることが多いからなのよ。
スペインでは営業時間中に床を掃除している場面に出くわすことはごく普通にあることなの。
しかも、お店側よりお客側が気を使わなければいけないので、結構厄介よね。
お店の中で、通路をモップ掛けしている清掃員がいる場合は、その場所を通らない、あるいは、端っこを申し訳なさそうに通るのが採点源のマナーなの。
色物と白物を一緒に洗濯する
スペインでは洗濯機を回すとき、色物と白物を別々に分けて洗濯するのは日本以上に常識と考えられているのよ。
もちろん、理由は色移りを避けるためなんだけど、そのこだわりがあまりに凄すぎて、日本人からすると疲れてしまうほど。
小さな花柄のついた服は、色物か白物のどっちと一緒に洗うのか議論が炸裂するのよ。
でも、どうしてスペイン人はこの問題にそこまで神経質になるかと言うと、家庭用洗濯機でもかなり高温のお湯で洗濯機を回すことが一番の理由。
それ故に汚れを落とすだけでなく、色落ちもしやすいわけね。
怒ったときに黙ってしまう
全くの皆無とは言わないけど、相手の気持を察して黙ると言う文化はスペインではあまり見られないわ。
マナー違反と言うより、文化の違いと言ったほうがいいかも知れないわ。
特に、スペイン人と日本人の国際カップルのあいだのあるあるね。
ことばで説明できないことはないんだけど、それでもだんまりをしてしまって、余計に話がこじれることも多いのよ。
スペイン人は基本的に言わなければわからないというスタンスをとるわ。
なので、逆に人の気持ちを勝手に想像するのはマナー違反と考えるのが普通。
怒ったときは、黙るんじゃなく、怒っている理由を相手にきちんとことばで説明するのが形ある正しい対処法なのよ。
日本では「沈黙は金なり」と言うけど、スペインでは寡黙になることは全く美徳でもなんでもないの。
血液型を聞く
日本人だと血液型による性格占いをするのはごく普通のことよね。
でも、この血液型で性格を判断するというのはスペイン人には通用しないわ。
そもそもスペインには血液型による性格占いという文化はないの。
それより何より、他人の血液型というプライバシーに関わることを聞かれるということを嫌がるスペイン人が多いわ。
特に最近では、血液型は個人情報だとかという理由で更に非常識扱いされることもあるので注意が必要よ。
その一方で、スペイン人は星座による性格占いは大好きなの。
スペイン人に自分の誕生日を言うと、すぐ〇〇座ね、だったら〇〇な性格でしょという会話に発展することが多いわ。
血液型が個人情報なら、誕生日(生年月日)も個人情報で同じことだと思うんだけど、これこそが「郷に入っては郷に従え」ということなのね。
スペイン語のスピーキング練習
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…まとめ
スペインでは、やっちゃだめな7つのマナー違反。
① あいさつを返さない
② 人前で靴を脱ぐ
③ 鼻をすする
④ 濡れ拭きした床を歩く
⑤ 色物と白物を一緒に洗濯する
⑥ 怒ったときに黙ってしまう
⑦ 血液型を聞く
まあ、マナー違反と言うより、スペインと日本の文化の違いからくるものもあるわね。
でも、これらのことはできれば避けたほうが、スペインでスムーズに生活していくには大事なことばかり。
今回はスペイン語会話というより、スペインでのNGなマナー違反7つを紹介させていただきました。
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。