こんにちは、バルセロナ在住10年目のモニカ通信のモニカです。
ということで、初心者向けスペイン語シリーズ⑱、鳥を使ったスペイン語の表現を紹介しますね。
- スペイン人と鳥
- Matar dos pájaros de un tiro. 「マタール・ドス・パハロス・デ・ウン・ティロ」
- Más vale pájaro en mano que cien volando.「マス・バレ・パハロ・エン・マノ・ケ・シエン・ボランド」
- Comer como un pajarito.「コメール・コモ・ウン・パハリート」
- Habla más que un loro.「アブラ・マス・ケ・ウン・ロロ」
- Estar al loro.「エスタール・アル・ロロ」
- Repetir con un loro.「レペティール・コン・ウン・ロロ」
- Fueron felices y comieron perdices.「フエロン・フェリセス・イ・コミエロン・ペルディセス」
- Está en la edad del pavo.「エスタ・エン・ラ・エダ・デル・パボ」
- Es un águila.「エス・ウン・アギラ」
- Tener una vista de águila.「テネール・ウナ・ビスタ・デ・アギラ」
- Política del avestruz.「ポリティカ・デル・アベストゥルス」
- Es tan elegante como un cisne.「エス・タン・エレガンテ・コモ・ウン・シスネ」
- スペイン語のスピーキング練習
- …まとめ
スペイン人と鳥
これまでシリーズで紹介してきた動物を使ったスペイン語の表現の数々、魚を使ったスペイン語の表現、犬を使ったスペイン語の表現、猫を使ったスペイン語の表現。
今回紹介するのは、サグラダ・ファミリアの生誕のファサードにも見られる平和の象徴でもある鳥たち、ここでは7種類の鳥を使ったいろいろな表現を紹介していきますね。
まずは、鳥=pájaroを使った表現。
Matar dos pájaros de un tiro. 「マタール・ドス・パハロス・デ・ウン・ティロ」
これは正に日本語の「一石二鳥」と同じ意味の表現。
日本語で石で鳥を落としているけど、スペイン語では銃で鳥を撃ち落としているの。
Más vale pájaro en mano que cien volando.「マス・バレ・パハロ・エン・マノ・ケ・シエン・ボランド」
直訳すると、飛んでいる100羽より手の中の一羽のほうが価値があるという意味。
日本語のことわざにある、「明日の100より今日の50」という意味の表現。
つまり、わずかでも確実なもののほうが価値があるということね。
Comer como un pajarito.「コメール・コモ・ウン・パハリート」
そこから転じて、「少食なこと」を意味する表現。
小さな鳥は食が細いので、ほんの少ししか食べない人のことを小鳥に見立てているのね。
次は、オウム=loroを使った表現。
Habla más que un loro.「アブラ・マス・ケ・ウン・ロロ」
そこから転じて、「おしゃべり」を意味する表現。
オウムはおしゃべりの象徴なので、そのオウム以上に話す人、おしゃべりを表現するときに使われるの。
Estar al loro.「エスタール・アル・ロロ」
そこから転じて、「注意深いこと」を意味する表現。
オウムはキョロキョロする動作が特徴的なこともあって、いろんなことに注意を払っている状態をオウムのような状態と表現しているのね。
Repetir con un loro.「レペティール・コン・ウン・ロロ」
そこから転じて、「くり返し言うこと」を意味する表現。
オウムは何度も何度も言うことを繰り返すところから来ているのね。
次は、ウズラ=perdizを使った表現。
Fueron felices y comieron perdices.「フエロン・フェリセス・イ・コミエロン・ペルディセス」
昔話の最後の決り文句で、「そして幸せに暮らしましたとさ」という意味の表現。
felicesとperdicesが韻を踏んでいて、物語の主人公は二人のことが多いので、動詞もfueronとcomieronのようにどちらも動詞が過去形で、複数形になっているの。
次は、七面鳥=pavoを使った表現。
Está en la edad del pavo.「エスタ・エン・ラ・エダ・デル・パボ」
そこから転じて、「ティーンエイジャー」を指す表現。
ティーンエイジャーが不可解な行動をいろいろするということから来ているんだけど、それがどうして七面鳥の年齢なのかは不明。
ちなみに、七面鳥=pavoに王様の=realを付けてpavo realと言うと、きらびやかでゴージャスな羽を持つ孔雀のことを指すのよ。
次は、ワシ=águilaを使った表現。
Es un águila.「エス・ウン・アギラ」
そこから転じて、「賢くて鋭い人のこと」を指す表現。
Tener una vista de águila.「テネール・ウナ・ビスタ・デ・アギラ」
そこから転じて、「目がとてもいいこと」を指す表現。
次は、ダチョウ=avestruzを使った表現
Política del avestruz.「ポリティカ・デル・アベストゥルス」
そこから転じて、「事なかれ主義」を指す表現。
なにか問題があって、問題があることはわかっているんだけど、ながい首を下げて見て見ぬ振りをするところから来ているの。
最後は、白鳥=cisneを使った表現。
Es tan elegante como un cisne.「エス・タン・エレガンテ・コモ・ウン・シスネ」
直訳すると、「白鳥のようにエレガント」だという意味で、表現もそのまま使うわ。
スペイン語でも、白鳥は美しさの象徴ということね。
スペイン語のスピーキング練習
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…まとめ
スペイン語で、鳥を使った表現のいろいろ。
【pájaro】
Matar dos pájaros de un tiro
Más vale pájaro en mano que cien volando
Comer como un pajarito
【loro】
Habla más que un loro
Estar al loro
Repetir con un loro
【perdiz】
Fueron felices y comieron perdices
【pavo】
Está en la edad del pavo
【águila】
Es un águila
Tener una vista de águila
【avestruz】
Política del avestruz
【cisne】
Es tan elegante como un cisne
以上、7種類の鳥を使った表現を紹介させていただきました。
どれも一気に全部覚えようとすると大変なので、スペイン語では鳥を使ったこういう表現もあるんだということを知ってもらえたら嬉しいです。
次回は、小動物を使った表現を紹介しますね。
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。
