スペイン語

【初心者向け独学スペイン語シリーズ㉗ 】スペイン語の聞く力を高める3つの方法

Listening

こんにちは、バルセロナ在住10年目のモニカ通信のモニカです。

Hさん
Hさん
「スペイン語のアルファベット文字って、英語とにているようでどこか少し違うような気がするんだけど?それに逆さになった?や!の文字…」
モニカ
モニカ
「一見英語のアルファベットと同じように見えて、実は微妙に違うスペイン語のアルファベットと筆記法。」

ということで、初心者向けスペイン語シリーズ㉗、スペイン語の「聞く力」を高める方法を紹介しますね。

スペイン語の4つの技能

スペイン語の4つの技能といえば、読む、書く、聞く、話すの能力のこと。

日本人にとって、この中で習得が一番難しいのは間違いなく聞く能力ね。

せっかくスペイン語を勉強してもなかなかネイティブの会話の中に入っていけないのは、話す力がないからだと思いがち。

実は話せないのではなく、聞き取る力が弱いことが原因の一番なのよ。

聞き取れないために、何の話をしているのかがわからず、その結果、話についていけないというケースがほとんど。

せっかくスペイン語を一生懸命勉強しているんだから、ネイティブの会話の中にも入っていきたいわよね。

そのためには、「聞く力」を高める必要があるので、今回はそのことについて解説していきますね。

なぜスペイン語が聞き取れないのか

Listening
それは聞き取れていない単語やフレーズを自分できちんと発音できていない可能性が高いからよ。

例えば、スペイン語のL、R、RRをきちんと発音できていなければ、この3つの音を区別できないわ。

相手がPelo(ペロ)「髪の毛」、 Pero(ペロ)「しかし(接続詞)」、 Perro(ペロ)「犬」のどれを言ったのかの区別がつかないわね。

どのように耳を鍛えていけばよいのか

その秘密は自分のスペイン語の発音を鍛えていくというところに隠れているわ。

スペイン語を音読し録音する

Listening
自分ではきちんとできていると思っているスペイン語の発音が、実はきちんとできていないケースがとても多いの。

自分のスペイン語を自分で聞く、これに尽きるわね。

あまり流暢でない自分が話しているスペイン語を聞くのは、最初はかなり苦痛ね。

というのも、自分の声も自分の声ではないように聞こえるからなの。

でも、恥ずかしいと思っているのは、自分だけ。

まわりの人にとっては、それがいつも聞いているあなた自身の声なの。

録音した声を再生したときに流れてくる声があなたのまわりの人が聞いているあなたのスペイン語よ。

最初は、自分のスペイン語のだめなところばかり目についてしまい、ショックを受け、かなり落ち込むわね。

普通にスペイン語を話しながら、日常生活を送れていると思っていても、こんなにヒドかったのと驚くのも無理もないわ。

でもここで落ち込んでいてはだめ。

まずは自分でも分かるダメなところから直していくこと。

音読するテキストは何でもOK。

本でもいいし、インターネットで見つけた記事でも大丈夫、特に興味のある内容のものがおすすめ。

音読の際、記事の意味をわかってから音読するほうが,感情が込もるし、納得しながら発音できるわ。

ただ単にテキストを読むのではなく、日本語訳のあるものか自分で日本語訳をして内容がわかったものを使ったほうが効果的。

一回に音読する分量はたくさんする必要はなく、少なくても大丈夫。

最初のうちは、数フレーズ、一段落の短い分量から始めて、毎日続けていくことが大事。

録音機材はスマホの録音機能で十分。

スペイン語のYou Tube動画を観る

Listening
自分の興味のある内容の動画を見るのが一番おすすめ。

興味が持てて楽しい内容だと自然とたくさん見ることができるわ。

スペイン語のYou Tube動画を観るときのコツは次の二つ。

1.動画のスピードを落して見る

You Tube動画の素晴らしいところは、どの動画も再生速度を変えられるということ。

設定のところに、パソコンなら歯車マーク、スマホなら縦3つの点をクリックすると、

再生速度、字幕、画質という文字が表示されるわ。

再生速度をクリックして、速度を選ぶことによって、再生速度を早くしたり、遅くしたりすることができるの。

普通の速度がまだ早いと感じる人は、0.5か0.75がおすすめの速度ね。

何度も聞き返して慣れてきたら、標準速度に戻せばいいわ。

2. スペイン語の動画を字幕付きで見る

You Tube動画のもう一つの素晴らしいところは、字幕の自動生成機能があるところ。

設定のところに、パソコンなら歯車マーク、スマホなら縦3つの点をクリックすると、

再生速度、字幕、画質という文字が表示されるわ。

字幕をクリックすると、字幕の言語一覧が表示されるけど、基本的にはスペイン語(自動生成)しか見当たらないことのほうが多いわね。

自動生成機能なので、スラング、口語、複雑な固有名詞などはきちんと表示されないケースもあるの。

きちんとしたスペイン語で話されている動画であればあるほど、自動生成の字幕も正確になるので、おすすめはニュース動画がおすすめ。

スペイン国営放送も公式のYou Tubeチャンネルをもっていて、そこでたくさんのニュース動画が毎日アップされているの。

また、トピックごとに一本の動画にした1〜2分の比較的短い動画もたくさんあるので、とても便利。

Live放送には字幕の自動生成機能はないので、アーカイブから見るのがおすすめ。

また、ゆっくり再生と字幕の自動生成機能の併用は、スペイン語の聞き取りの勉強には最強。

スペイン語のオーディオブックを聞いてみる

Listening
画面を見ず音だけを聞く、オーディオブック(スペイン語でアウディオリブロス)もおすすめ。

通勤や通学時間、ジョギングやウォーキングをしながら、あるいは料理をしながら、お風呂に入りながらなど、場所を選ばす「ながら聴き」ができるの。

勉強のための時間がなかなか取れない人にはおすすめ。

オーディオブックにも、最近はたくさんのタイトルが発売されているけど、値段もそれなりにするわ。

なので、You Tube動画を見ずに音声だけを聞いて代用することもできるわね。

お金を払ってオーディオブックを聴くときは、しっかりオーディオに耳を傾けて聴くことが大事。

というのも、「聞き流し」だけでは耳を鍛えるというトレーニング効果が半減してしまうからなの。

「ながら聴き」といえど、最低限の集中力は必要よ。

例えば、文章を書きながら、音楽を聞くことはできても、文章を書きながら、別のスペイン語の音源を聞いても、なかなか耳には入ってこないわね。

「聞き流し」はその言語の音感に慣れるためにはとても効果的だけど、耳のトレーニングをする目的には、やはり集中力が大切。

スペイン語の初心者にとっては、スペイン語で子供用のお話を聴くのもおすすめ。

スペイン語のスピーキング練習

DMMせっかく覚えたスペイン語も使わないと忘れてしまいますよね。

そんなときおすすめなのがDMM英会話のスペイン語レッスン。

DMM英会話っていうけど、英語だけじゃなく128カ国6,500人以上の講師が在籍。

スペイン語圏出身の講師を選べばスペイン語の会話のレッスンが可能。

しかもいろいろな国のスペイン語に触れられるので、国ごとの異なるアクセントになれることもできるの。

メリット
① 24時間365日、いつでも好きなときにレッスンを受けられる。
② レッスンを受けたい時間の15分前まで予約可能、30分前ならキャンセル可能。
③ 毎日レッスンができるので、学習時間が圧倒的に多くなる。
④ レッスン料がダントツに安い。(25分あたり210円とコーヒー1杯以下の値段!)
⑤ 無料で25分の体験レッスンを2回(合計50分)試すことができる。
⑥ 必要なら、当然英会話の練習もできる。

デメリット
① 英語のレッスンを目的に集められた講師なので、スペイン語を話せても、専門的な部分に対応できない可能性もある。
② スペイン語教材を取り扱っていないので、会話練習がレッスンのメインになることもある。

こんな人におすすめ

スペイン語の文法や読み書きの練習など、自分自身で独学でもできる部分は本やブログ、YouTubeなどで勉強。

会話の部分は、DMM英会話を使ってスピーキング力を鍛えていく。

\今なら25分の体験レッスンが2回無料!/

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…まとめ

スペイン語の「聞く力」を高める3つの方法。

① スペイン語を音読し録音
② スペイン語のYou Tube
③ スペイン語のオーディオブック

日本人にとって習得が一番難しいのは間違いなく聞く力ね。

スペイン語の「聞く力」を高める3つの方法を紹介させていただきました。

最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。